#1 大学受験の年間スケジュール

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大学受験の年間スケジュール

ページを開いてくださりありがとうございます!
ひかさです。

 

今回のテーマは、
「大学受験までのスケジュール」

 

ちなみにこのページは難関私大までを対象としています。
よって、東大、京大、早慶など超難関なところを目指されている方は見るべきではありません。
※理由は1年で済む話ではないからです…

 

 

年間スケジュール、プロたちはどう考えているのか?

ひかさは、浪人経験があるわけです。1年の浪人でなんとか志望校に行ったわけです。
それもあって、予備校での話はとても印象に残っています。

 

先生もチューターみたいな人も同じことを言います。
※あくまでも一部の予備校の話であり、全部でそうとは限りません。

 

「夏休み前に基礎固め、夏休みに基礎復習、9月から過去問」

 

みなさん、これを聞いてどう思いますか?
僕は結構納得なんですよ、これ。

 

あえて逆から見ていきます。

 

9月から過去問

ここで2つの考えに分かれるでしょう。
「え、9月からで間にあうの?」
「え、9月って早すぎない?」
です。

 

個人差はあると思いますが、僕は両方とも危ない考えだと思っています。

 

「え、9月からで間にあうの?」の方
受験では「焦り」が禁物なんです。
もし、今までの模試で合格判定A・B・Cくらい出ているならこう思っても問題ありません。
力があるので、夏休みから過去問に触れだしたらいいと思います。

 

しかし、模試で合格判定D・Eの人、受けたことがない人は要注意です!
これらの人は基礎固めができていない可能性があるんです。
にもかかわらず、結果が出ないことに焦り、7月や8月から過去問に触れようとします。
ですが、自分のレベルに合っていない問題を解きまくっても成績は上がらず、
むしろ基礎をおろそかにして下がっていくことでしょう
だから、間に合うかどうかではなく、まずは基礎固めをした状態で過去問にチャレンジしないと意味がないのです

 

 

「え、9月って早すぎない?」の方
気持ちはわかりますねぇ。
入試は1月からでしょ?ってね!

 

違うんですよ。
推薦入試があるんです。推薦入試。
これは誰でも(一部現役生のみのところもあります)受験可能なんです。
何か活動とか資格が必要とは限りません。

 

この推薦入試で、滑り止めや志望校を合格出来たらそりゃあいいですよね!
でもこの入試、11月〜12月にかけて行われます。

 

考えてみてください。
1月 共通テスト
12月 共通テスト過去問?
11月 推薦入試
10月 推薦入試過去問?

 

本命の私大や国公立の過去問はいつやるんですか?ということです。
並行したら何とかなる!というのは甘すぎます。
1日過去問いくつできますか?1年分本当にできますか?
例えば、私大文系で3年分過去問があるとすれば1科目60分入試としたら、
60分×3科目×3年=540分過去問を解くのに費やします
しかも、復習を入れるとこんなんじゃぁ済まないですよね

 

ということは、9月には遅くとも進めておくべきなのです。
理想の例ですが、
8月下旬 共通テスト過去問
9月   私大・二次過去問/共通テスト過去問
10月  推薦入試過去問
11月  【推薦入試】私大・二次過去問
12月  共通テスト過去問
こんな感じです。
もちろん、受ける大学の数などによってやる月は変わってもいいと思いますが、
共通テストを最初に初めて、推薦/私大/二次へ進めることをおすすめします。

 

 

 

 

夏休みは基礎復習

さて、先ほどの厳しい話を受けて、不安に思った人もいることでしょう。
ごめんなさいね…

 

先ほどのプランで行くと、8月下旬、9月には過去問に入りたいわけです。
実際、受験生が多い第2回の河合塾模試はこの時期に行われていることを考えると
この時期が一つの区切りになることがわかります。

 

では、基礎復習って何なんでしょうか。

 

基礎復習とは
教科書に載っているような知識をすべて解説できるようにすること
です。

 

そんなん無理ですよ!と思った方、言い方を変えますね。
使っている基礎用の問題集の各問題の解説ができるようになること
です。
これならイメージできますよね?

 

答え覚えています!
だめです。
とりあえず2周、3周しました!
だめです。

 

あくまでも、各問題の解説ができるかを基準にしてください
解説ができないということは、初めて見る問題は解けません。
ということは、初めて見る問題ばかりの入試問題は解けないし、
模試も解けないから結果が出ないんですね。

 

だから、夏休み中にやるんです。
もちろん、これより早くに終わらせていたら最高!

 

 

でも、テキスト全部の問題の解説を考えるなんて時間たりねぇ…
そうですよね?
次の話につながります。

 

 

 

夏休み前に基礎固め

さて、基礎系の問題集を夏休み中に解説できるようにしなといけない!
こりゃぁまいった!!
時間がない!!

 

夏休みに入る前には基礎系の問題集を進めておかないとだめですよね。
でも全問題はできない。
そこで、夏休み前に問題を絞ってしまうんですよ

 

ちなみに、基礎系問題集の問題は主に次の4つにわけることができるはずです。
A:正解できて、かつ解説も理解できる
B:正解できるが、解説と考え方が違う
C:問題を解いたが、不正解
D:そもそも問題が解けない

 

これを効率よく活用して基礎固めする方法を教えちゃいます!

 

STEP1 Aタイプを洗い出す→当面触れなくていい
STEP2 B・Cタイプを見つけて、解説を読み込む→読み込んだらもう1度チャレンジ
STEP3 B・CをAタイプレベルにする。
STEP4 Dタイプの解説を読み、Aタイプレベルにする。

 

Dタイプは後回しでいいです。
場合によってはA〜Cの知識をしっかり定着させれば理解できるようになるかもしれないからです。
その代わり、英語の慣用表現など覚えるしかない問題は、後回しにせずやっておきましょう!

 

これを見ると、まずはB・Cレベルを繰り返す。
落ち着いたらDをやるということでステップをふんでやっていくわけです。
そして夏休みにはB・Cでまだ理解できていないところ、Dを徹底的にやるわけですね!

 

 

まとめ

ということで、大学受験の年間スケジュールを確認していきました。

 

夏休み前…基礎固め
夏休み……基礎復習
8月下旬〜9月…過去問スタート

 

一つの意見として、勉強の参考にしてみてください!

 

 

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長すぎるこの記事をご覧いただき、本当にありがとうございました!